Return to メシマズの国。

「サトユキは今どこに滞在してるの?」
「編集長んちー」
「そ、それは・・どうなの?(気疲れしないの?)」
「うん、とっても快適だよー☆」
「それは(ニブい、または図々しい)サトユキだからだ!」

なんて、X−Alpsアスリートの松原さんに言われてしまいました。
カッコ内は私の脳内補完ですが、まあそういう意味でしょう。

「で、ごはんはどうしてるの?」
「編集長が作ってくれる。めちゃめちゃ手際が良いから、
手伝おうと思っても、かえって邪魔しそうでできないんだよね」
「・・・・」

というわけで、
よく食べる食器洗い機として生息させてもらっているサトユキです。
ちなみに編集長はうちの会社の社長でもあります。
うーん、やっぱり私ってニブいのかしらん。

――閑話休題

ギアブック作りで連日半死半生になっているうちに、
あっという間に1ヶ月経ってしまいました。
明後日の昼の便でロンドンに戻ります。

それにしても、日本はメシウマの国だと、しみじみ思います。
イギリス人のおじさんと食べ物について話すことがあったんですが、
彼はこう言っていました。

「たとえばフランスの料理の名前は、
ホニャホニャホニャララのホニャホニャラでホニャホニャ風、
みたいな感じで、すごく無駄に長いだろう?
料理そのものもごちゃごちゃ手をかけているし。
それにくらべて、イギリスの料理はシンプルだ。
何しろ僕たちは、生きるために食べているのだから」

・・・えーと、あなたにとって食べることは楽しみではないんですか。
と思ったら、それ以上何も言えませんてば。
するとおじさん、こう続けたのでした。

「日本のナットー、あれは信じられん!」

かっちーん。
イギリス人に食べ物のことは言われたくないぞー。
思わず言い返してしまいました。

「納豆には深い味わいがあるんだよ。
イギリスのノーテイストの料理とは違うんだ」

・・・ちょっと言い過ぎたかも?

ま、そんな私の味覚は、しょせんB級なんですけどね。


左 「俺の空」池袋。魚介豚骨スープ+細麺で旨かった!
右 「屯ちん」池袋。普通に旨い。楽しい人と食べるとまた旨い。


左 「AFURI」恵比寿。ゆず風味でさっぱり、でもしっかり味。チャーシューどーん、旨!
右 「河童子」西小山。ツケもきいちゃう、夫婦で常連だった店。10か月恋い焦がれた味。やっぱり旨!

で、当然の結果ながら、
帰国した1ヶ月前よりもジーンズがムチムチしてきました。
バラスト何キロ降ろせるかな?(嬉しくない)