Countdown to London Olympic.

オリンピック開催まで、あと6日。
隣の隣くらいの部屋には居住者の家族か親戚(多分)が滞在してるようです。
何しろただでさえ高いロンドンのホテル料金、
オリンピック期間中は完全にぼったくり設定になってましたから。

なぜ過去形か? あまりに高すぎる料金にかなりの空室が出たため、値下げが始まっているらしいです。
でも今から値下げしても海外からのお客さんにとっては今さらなんじゃないかなー?
と思うサトユキですこんにちは。街はますます観光客が増えてる感じがします。


タワーブリッジもオリンピック仕様。天気悪いですが、まあこれがデフォルトです。

あ、チケット取れました。
女子サッカー決勝!
なでしこが勝ち上がってくるのを期待してます。
がんばってほしいなー!

さて話は全然変わりますが。
こちらは格安航空会社が結構あることもあり、飛行機のチケットが比較的安く手に入ります。
よく利用しているサイトでは、日程と出発地と目的地を入力すると、
航空各社の空いてるチケットを安い順に表示してくれます。

先日も、ロンドン−バルセロナの往復チケットをいつものように予約したんです。
大体1万円ちょっと。早めに予約するともっと安くあげられるんですけどね。
で、オンラインチェックインして、チケットをプリントアウトして、ふと見ると。

「サウスエンド空港−バルセロナ空港」

・・・サウスエンドって、どこ??(´Д`;;)

ロンドンの周りには空港がたくさんあって、
日本からの便が飛んでる、日本人にとって一番メジャーなヒースロー空港
格安系の航空会社が多く就航してる(ので私もよく使う)ガトウィック空港、
他にもルートン空港、ロンドンシティ空港、スタンステッド空港がありますが、
サウスエンド空港なんて聞いたことがありません。

え?うかつな私のことだから、もしかして出発地間違えた!?
と、青くなって慌てて調べたところ、
ちゃんと「ロンドン・サウスエンド空港」はありました。
国際線はイージージェットしか就航していない、かなり小さな空港のようです。

でも、ちょっと言わせてほしい。
所在地はロンドンから東に大きく60km以上離れた、エセックス州。

ロンドンじゃないし!ヽ(*`Д´)ノ
(ちなみにロンドン中心地からヒースロー空港までは約20km)

まあ、成田空港をTOKYOっていうのも、かなり無理がありますけどね。

そんなわけで明日、
オリンピックを控えたロンドンから、また大会参加のためスペインへと飛ぶのでした。
いってきまーす!

I'm mad about ra-men!

スペインで開催されたイギリス選手権2ndステージから帰ってきたら、
ロンドンはやっぱり寒くてがっかりなサトユキですオラ!←スペイン語のこんにちは。
ダウンジャケット、クリーニングに出せません。

それにしても、スペインは暑かった!毎日もう乾涸びる寸前でした。
コンペだと特に、降りるまではあまり水分を摂れないのでなおさら。
本気でパンパース考えないとって感じでした。


平木啓子さん、女子2位!(総合16位)
タスク女子トップを3回とりながらも、1本のミスが響いてしまいました。惜しかった!

あー、私ですか。総合52位の女子5位です。
タスク5本成立したんですが、点数を並べると、694、270、211、108、756。

1本目がんばったらゴールできちゃったもんだから、
2本目、もう1回やってやろうなんて気負ったらダメで、
3本目でこんなはずじゃとドツボにはまり、
4本目で完全に自分を見失い、
失うものがなくなった5本目で再び無心に還る。

いやあ、わかりやすいくらい自分をコントロールできてません。
何より、たかが人間が自然の中で遊ばせてもらってるってことを忘れてました。
せめて5本目でちゃんと飛べて良かった。次こそは!←また言ってる。

さて、いきなりですが。
ラーメン食べたい病を発症してしまいました。
原因は、facebookの「ラーメン友の会」の写真を眺めたから。←自業自得。
もうどうにも耐えられず、冷たい雨降る中出かけたわけです。

行った先は、ジャパンセンター。
日本食材から本から雑誌からいろいろ揃う日系スーパー?ですが、
ここのイートインコーナー「UMAI」に博多とんこつラーメンがあるんです。

(´Д`)あー・・・。
スープがぬるい、麺が柔い(てか博多ラーメンに中華麺って時点で許せない)、
そして店員さんのサービスが酷い。これで1000円弱。残念です。
日本だったら、一口食べて店出るレベル。

なのに、これだけ文句を言いながら、スープまで全部飲み干してしまいました。
足元見られてるなあ!くやしいなあ!

実は3月に、ロンドン在住日本人待望のラーメン専門店(?)ができたんです。
堺の人気店「龍旗信」の支店「一点張」。

開店当初はすごい行列でした。たしかに美味しかった。
だがしかし。
テコ入れで来ていた店主さんが日本に帰り、厨房の顔ぶれが変わったからか、
今ではスープにコクがなければキレもない、そしてぬるい。麺はやっぱり柔い。

しかも、ここ、

メニューにお寿司があるんですよ。外人さん向けなのはわかるけど、
それでラーメン専門店を名乗らないでほしいんですよね。
辛口ですみません。

他にもラーメン(らしきもの)が食べられる店は結構あるんですが、
どこもかしこも、麺が柔い!ヽ(*`Д´)ノ
麺固って知ってます?と、小一時間問い詰めたい
って、そういえばロンドンでパスタ食べても、アルデンテだった試しがないです。
麺のコシって概念がないのかしらん?

というわけで、ロンドンラーメンランキング第1位(サトユキ調べ)は、
和食レストラン「COCORO」のとんこつラーメン。

スープも麺もチャーシューもがんばってます。
そして、麺固で注文するとちゃんと固めで出てくる、この歓び!
でも2000円弱します。しかもラーメン単品注文不可。なので滅多に食べられない。

ちなみに次点はこれ。

サッポロ一番塩ラーメン(編集部員Sにもらった海藻ミックスたっぷりトッピング)。
そして僅差で、韓国の 「辛ラーメン」と続きます。
コスパを考えると、結局これらが第1位かも。

明日、相棒が日本出張から帰ってきます。楽しみです。
きっと成田空港でおいしいラーメン沢山買ってきてくれるんだろうなあ!

Can you celebrate???

フランスから帰ってきたら、なぜか痩せていたサトユキですボンジュール。
毎日お腹いっぱい食べてたのにどうしてかしらん??

というわけで南フランス、ピレネー山脈の北側に位置するVal Louronで開催された
プレワールドカップピレネーオープン)に参加してきました。
ちなみに「Val Louron」って、フランス語では「ヴァルルフォン」と発音するんですね。
ヒッチハイクしようと「バルルーロンに行きたい」と言っても、全然通じませんでした。


今回は、ヨーロッパに滞在中の宇野登茂子ちゃん(以下トモコ)と一緒に動きました。
スイスはジュネーブにいた彼女に空港で拾ってもらい、
そこから約8〜9時間のロングドライブでヴァルルフォンに向かいます。


かなり目分量(?)ですが、位置関係は大体こんな感じ。

運転や道は大丈夫か?
ふっふっふ。事前にナビに、予約している宿の住所を登録しておいたので、
かーなーりー余裕でした。

天気が悪く、大会日程の初日と2日目はキャンセルとの連絡があったので、
急いでも仕方ないし、と、アヌシーに寄って忙しそうな聖子ちゃんに挨拶だけして、
ランディング脇のバーでのんびりランチ。

で、そろそろ行こうかーと、ドライブ再開。

延々走ること約8時間。そろそろホテルに着くとナビは言っています。

が、案内される道は、どんどん山奥へ。
これはHQ(大会本部)から遠すぎるねー、宿変えた方がいいかなー?
なんて話している間にも、九十九折りの道は続き、辺りは一切明かりなし。
2人だからまだ心強いけど、一人だったらきっと寂しくて不安で泣いてました。

と、前方に工事中のトンネルが見えてきました。
ナビが指す目的地まであと1km。どうやらトンネルの向こう側のようです。
片側一方通行になっているらしく、仮設の信号が赤く光っています。
当然、その手前で停まり、信号が変わるのを待っていたのですが。

待っても、

待っても、

待っても、

信号変わらず。どーして???
深夜2時。辺り真っ暗。この先私たち、どうすればいいの?

すると、ランダムに流していたBGMの曲が変わりました。

♪ふーたりきりだねー
♪今夜かーらはーどうぞよーろーしーくねー

Can you celebrate(安室奈美恵)の歌詞が、
ピレネー山脈で迷子になってる私たちの状況にこんなにジャストマッチするなんて!
もう大爆笑。完全にテンションおかしかったです。

工事現場の人に聞いたところ、なんと朝7時まで通行止め!
でも親切で無理に通してもらったのですが、このトンネルが長い!
そして、イヤな予感は的中。

トンネルを抜けたら、そこはスペインでした。
_| ̄|○

ナビの設定が間違ってたんですね、ハイ。ごめんなさい。

あー、もーやめやめ。
1回寝て、朝になったら考えよう!
で、いきなり車中泊。すごい旅の始まりでした。
お互いそれなりにたくましくて良かった。

そんなこんなで、始まったプレワールドカップ


谷が狭いエリアでバレーウインドがしっかり入るので、うっかりハマるとえらい目に遭います。
ええ、酷い目に遭いました。落ちなくてよかった。大反省。

天気はイマイチでしたが、2タスク成立で終わりました。←はしょりすぎ。


トモコが女子3位(総合37位)の快挙!おめでとう!!


そして総合1位は、フランスの急成長株女子のローリーです。すごいなあ!

私は総合39位、女子4位でした。次こそは!←って、いつも言ってるけど。


バッコンバッコン翼をいじめてしまったせいか、
トレーリングエッジのプラスティックバーが外れてしまい、
ドイツのディーラーのマークに直してもらっているの図。


今回一緒にいたトモコと、堀口さんと、イギリス人のロルフ。
いいチームでした、ありがとう!


フリーフライトの日。雲海が広がる幻想的な景色が見られました。
山の向こうが、道に迷ったスペインです。
there is no art higher than nature!

Funny "Super Dry".

なんだか日本は天気が超悪いみたいですね。
が、ロンドンも負けてません。雨に強風に、何より寒いっ!
ブーツに冬コートの人が普通に歩いてます。
今も家の中でダウンジャケットを着ているサトユキですこんにちは。
この夏(?)、ロンドンでサンダル履けるんでしょうか。


ゴディバのショーウィンドウで見かけたいちごチョコ。

前回、らぶぱら原稿を書く照れを乗り越えようとする葛藤を吐露してしまいましたが、
ふっふっふ。
一度乗り越えてしまったら、もうノリノリでした。
というか、お話をお聞きした3組のご夫婦のシアワセオーラに
すっかり乗せられてしまった感じです。どうぞお楽しみに!

で、無事今月号の編集作業を終えまして、久しぶりに街に出てみました。珍しく晴れてたし。

おおー。なんだこりゃ壮観!

前回来たときは、ジュビリー仕様でユニオンジャックがこれでもかという感じだったのが、
これは、そうか、オリンピック仕様なんですね!
心なしか観光客もだいぶ増えた気がする。
これはスリに注意ですな(一度サッカースタジアムでやられた)。

いろんな人に、「もうすぐロンドンオリンピックだね!」と言われますが、
「あーそうですねー」と、いまいちテンションが上がっていない我が家です。
相棒も私も、何かと忙しくてそれどころじゃないというか。
チケットも結局取っていないので、
ラソンの20km地点とかどうでもいい辺りで旗振ってようかな。

話は飛びますが、ロンドンにある日本の古本屋。

ここ、実は奥がカラオケ屋さんになってるんです。
ストレス発散したいときは、料金が安い昼間に1人で行ってイエモン絶叫です。

あ、そうそう。「SUPER DRY」って知ってますか?
アサヒではありません。ロンドン発のそういう服のブランドがありまして、
今、イギリスのみならずヨーロッパの若者に大流行中なんです。
GAPユニクロと、アバクロの、中間くらいのポジションかな。

「SUPER DRY」、日本語表記は「極度乾燥(しなさい)」。←(しなさい)って…。
日本人にとっては、どーにもへんてこりんに感じますよね。そして、


Tシャツもこんな、ありえないことになってました。
誰かつっこんであげてください。

Struggle of "LOVE PARA".

イタリアから帰ってきたら、
日本で買ってきた蟹味噌とイカの塩辛が食べつくされていました。
喜んでもらえたのは嬉しいんだけど、私もちょっと食べたかったなあああ(´Д`)。
食べ物の恨みは忘れないサトユキですこんにちは。

何とか残っていたのは、編集長から台湾土産にいただいたカラスミ
冷蔵庫ではなく冷凍庫に入れていたため、難を逃れたようです。

が、これも発見されると同時に、
相棒の酒の肴としてものすごい勢いで消費されていくではないですか。
絶滅の危機!ならば食べつくされるその前にと、
これでもかと(蟹味噌と塩辛への思いとともに)たっぷりすりおろして、
贅沢カラスミパスタにしてみました。


クレソンの苦みもアクセントになって、めちゃうまでした。ごちそうさまです。
相棒曰く「もう1回作れる分残ってる?これまでたくさん食べちゃってごめん」とな。
ふっふっふ。(*´ー`*)←いろいろ満足。


さて、話は変わりまして。
以前パラワールドで連載していた「ラブパラ」という企画を覚えていますでしょうか。
2人で空を飛んでいるカップルに色々語ってもらって、
幸せのおすそ分けをもらっちゃおうという趣旨の人気ページだったのですが、
次号から、連載再開です!

というわけで、復活初回拡大版を作っているところなんですが。
こう、原稿を書きながら、変なダメージを受けてしまって・・・。

「パラフライヤーのラブの実態」
「フライトスタイルはルックスを超える」

なんてフレーズを書きながら、なぜか打ちのめされるというか。
いや、こう、恋愛のモキュモキュは大好物なんですけどね。
照れを乗り越えるのはなかなか気力がいるのです。

うーむむむ・・むっはー!(´Д`*)←何か叫びたい気分。

Diamond Jubilee & British Open.

一昨日イタリアからロンドンに戻ってきました。
で、相棒に6週間ぶりくらいに会いました。いやー落ち着くわー(´∀`*)
なんて和んでる場合ではないんですけどね。仕事しないと!
とか言いながらブログを書き始めてしまったサトユキですボンジョルノー

イギリスはダイヤモンド・ジュビリー(女王様の即位60周年のお祝い)で
今日まで4連休。ロンドンはもう、沸きに沸いて・・・いたようです。
いや、半分はいなかったし、帰ってきてからも天気が悪くて出かけるのが億劫で。


それでも何とか外に出たジュビリー最終日の夕方。
お祭り騒ぎの終わりかけのリージェントストリート。

ジュビリー2日目は、テムズ河を100隻もの船やボートがパレードしたそうです。
(写真はニュースページから拝借)


さて、話は戻りますが、
イタリアはメドゥーノというエリアで開催されたブリティッシュオープン。
7日間大会のうち、4タスクはストップや雨で点数なし。
点数がついた3タスクの、それぞれで致命的なポカを犯し(ゴール800m前にショートとか)、
どうにも残念すぎる結果に終わってしまいました。

こういう悔しさとか、次はこうしたいという希望とか、経験の積み重ねが実感できるとか、
そんな色々がコンペの面白さなんです、私にとって。
ああ、早く次のレースがしたいっ!!


テイクオフはノープレッシャー。トップランし放題。

山は緑に覆われているところが多くて安心感があります。
午後は沖も働き出して、これを使えるとまた飛べる範囲が広がります。

渋くて上がらなかった日の、スタート前。

ランディングは山の麓。朽ちた小さなお城が目印です。

ランディング。こちらもノープレッシャー。


飛び終わったらランチを食べーの(同じホテルに泊まったメンバーと。now, we are brothers!)、

ジェラートを食べーの(ウーマンズオープンで友達になった2人とも再会してプチ女子会)、

プールサイドで本を読みーの、うたたねしーの、

ディナーを食べーの(手前の彼とはすでにfacebookで友達だったみたい。知らなかった^^;)、

ほぼ毎晩開催されたパーティーで踊りーの。そんなシアワセな日々でした。

ちなみに今回私はイギリス人パイロットと一緒に行動。
部屋もクレアとの2人部屋。もちろんずっと英語です。
起き抜けとか、飛び終わった後とかは頭がぼーっとして、
ただでさえダメな英語がますますしゃべれない。
で、「ごめん、今、私の頭が日本語で動いてて・・・」というのを
英語で説明しなきゃいけない矛盾ってばもう。


日本から参加していた、橋元さんと堀口さん。お疲れさまでした。

たくさん(日本語で)話せて嬉しかったです、ありがとうございました!

さて、そろそろ仕事に戻らねば。チャオー♪

Back to London, and go to Italy.

日本滞在は取材とギアブック作成作業であっという間に終わり、
1か月ぶりにロンドンに戻ってきました。
ほんの数日前までは最高気温10℃前後だったのが、
ヒースロー空港に着いてみると、あれ?結構暑いじゃないですか。
うまいこと寒い時期をスルーできてラッキー♪

で、お土産で膨れ上がって重い荷物を担いで引きずって、
マンションの前に着いて、鍵を・・・

あれ?

ガサゴソガサゴソ・・・

え?え?家の鍵がないんですけどーーーーー!!??
・゜・(ノД`)・゜・

ホームステイしていた編集長宅に忘れてきてしまったみたい。
どうしよう。家に入れない。相棒はアメリカ出張中だし。

で、急いで不動産屋さんに行き、キーを借りて何とか家に入ることができました。
編集長には「鍵を着払いで送ってもらえませんか」とメール送信。
どうして私はこんなに間抜けなんだろう。

次の日は日本でやり残してしまった原稿を作ってデザイナーさんに送り、
荷ほどきをして、洗濯して、家の掃除をして、
で、再び荷造り。
はい、これからイギリス選手権のため、イタリアに出発なのです。

遠征先用の財布(ていうかボロボロのポーチ。誰も盗もうなんて思わないくらい)に、
ユーロを補充・・・あれ?

うわー!鍵、ここにあったー!!!
どうして、どうして私はこう、間抜けなんだろう。ホント凹みます。

そんなわけで、リアルサザエさんが治らないサトユキでした。
いってきまーす!